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違法薬物への取り組み

管理下での薬物注射

EUでは薬物依存患者向けに Supervised injection site - Wikipedia より安全な注射施設: 薬物を注射する人にとって安全な場所 ​​- TalkingDrugs を用意しており、これは

  • 公共の場所に放置される廃棄針の量の削減
  • 滅菌器具を使用して感染症を減少(かつてAIDSウイルスは注射器の回し打ちでも広がった)
  • 致死的な過剰摂取を防ぐ
  • サポートとカウンセリングの提供

などの効果を期待しているようです。四つ目は治療へ繋げる狙いだと思われますが、違法薬物に依存した人間でも共同体の一員として扱おうとする意思を感じます。トータルで考えれば厳罰主義よりも社会全体の損害を減らすことが可能とも考えているのでしょう。

我が国では…

違法薬物について 警視庁 にあるように、多くのものは所持しているだけで有罪でありほとんどの場合はすぐに逮捕されて、実名報道されるわけですね。違法性について異議はありませんが、アルコール依存者としてはアルコールよりも有害性が低い覚醒剤や大麻を持っているだけで厳罰に処せられるというのはおかしいんじゃないの?と感じますね。

無理ないことでしょうが、やはり依存症についての理解が追いついていないと感じます。依存症者はいけないと分かっていてもやってしまうからこそ依存症なわけで、処罰してもまず止まらない。依存症の正しい理解を踏まえての回復施設と支援者への支援を期待したい。